生理中のホットヨガは禁止?休むべき?
病気ではないけれど、普段どおりというわけでもない生理のとき。
生理中はホットヨガは休むべきなのでしょうか?
そもそも、ヨガ教室によっては生理中のホットヨガは禁止されてる?
ヨガには生理中は避けたほうがいいポーズもあれば、生理痛や不調によいとされるポーズもあるようです。
避けて通れない生理とホットヨガについてまとめてみました。
この記事でわかるコト
- 生理何日目からだったらホットヨガに行ける?
- 生理中のホットヨガで気をつけたい点
- 生理中のホットヨガでおすすめのナプキン
- 生理中のホットヨガに期待できる効果
生理中はホットヨガ休んだ方がいい?
生理の間はホットヨガはお休み!とすると、ひと月の間で1週間くらいはホットヨガができない期間ということになってしまいます。
では、生理の間はずっとお休みするべきなのでしょうか?
生理1日目~4日目は避ける
個人差はあるものの、一般的に経血の量が多かったり、生理痛の症状が強く出る生理1日目~4日目はホットヨガは避けておいた方がよさそうです。
貧血気味のままホットヨガスタジオの高温多湿の環境に行くと、頭痛や吐き気、めまいなどの症状が出やすくなります。
また、ホットヨガでは大きく開脚するポーズも多く、経血量が多い期間は生理用品のズレやモレが気になって集中できない、ということもあるかもしれません
ホットヨガの後のシャワーや着替えにいつもより気を使う点は、温泉やプールなどと同じですね。
ポイント
生理1日目~4日目の場合は、ホットヨガをするのは避けるのが無難です。
生理5日目~リラックス系のヨガがおすすめ
生理も終わりに差し掛かり、体調も落ち着いてくる5日目くらいからなら、座ったままや寝たポーズの多いリラクゼーション系のプログラムへの参加がおすすめです。
ホルモンのバランスでむくみやすくなっている体の血流を改善させたり、生理中のイライラしたり落ち込んだりしやすい不安定なメンタルを安定させたりする効果が期待できます。
ポイント
だいぶ落ち着いてくる生理5日目の場合は、動きが激しくないリラクゼーション系のプログラムがオススメです。
LAVAは生理中のホットヨガ禁止?
ホットヨガLAVAは、生理中のレッスンを禁止しているのか?
LAVA(ラバ)の生理中の利用規則を調べてみました。
LAVA(ラバ)では特に生理中のレッスン参加を禁止するルールはありません。
自己判断で体調が問題なければ生理中であってもLAVA(ラバ)のホットヨガレッスンに参加可能です。
とは言え、生理中は急な体調悪化も考えられます。
もし、レッスン予約当日に体調が悪化した場合は、LAVAなら当日であってもレッスン1時間前までならキャンセル可能です。
カルドの生理中のホットヨガ禁止?
ホットヨガカルドは、生理中のレッスンを禁止しているのか?
カルドの生理中の利用規則を調べてみました。
結論から言うと、
生理開始から4~5日経ち落ち着いたタイミングであれば、生理中でもレッスンに参加して問題ないようです!
また、前屈ポーズなどの生理痛に効果のあるポーズも試してみる事もおすすめされていました。
また、生理中は避けた良いポーズもあるので、そうしたポーズは控える様注意書きもされています。
禁止ではありませんが、生理の重い日や経血が多い日はホットヨガは避けた方が良いでしょうとの注意書きもあります。
基本的に生理開始から4~5日経って落ち着いた頃であれば取り組んでも問題ありません。開脚の前屈ポーズなど生理痛に効果のあるポーズもあるので試してみるのも良いのではないでしょうか。
ただ、ポーズによっては、生理中は避けたほうが良いものもあります。例えば、横になる肩立ちのポーズは経血が逆流する恐れがあるので、控えるべきですし、さらには経血の量が多すぎて生理の日は起きあがるのも大変だったり、生理痛があるという人は、ホットヨガは避けるべきでしょう。
引用:カルド公式
カルドも生理中のレッスン参加は問題ありません。
経血が多い日は無理せずお休みする事を推奨されていますが、生理開始から4~5日経った頃からは普通にレッスンにも参加できます。
生理痛が重い人が生理痛を軽くする為にホットヨガを始めるケースも多くあり、生理痛に効果があるとされるヨガポーズもあるので、ホットヨガを上手に活用したいですね。
生理前のイライラにホットヨガの効果ありって本当?
女性ホルモンのバランスが変化することによって、生理前にイライラして怒りっぽくなってしまうという女性は少なくありません。
イライラしたり怒ったりしているとき、活発になるのが交感神経です。
反対に、落ち込んでしまったり悲しい気分のときは副交感神経が優位になっている状態です。
これらの自律神経のバランスを保つことがメンタルの安定には欠かせません。
ホットヨガで重視される呼吸法は、自律神経にはたらきかける効果があるといわれています。
また、ヨガのポーズによっては女性ホルモンのバランスを整える効果があるとされるものもあります。
ホットヨガで生理が早まる・遅れる・止まる?アンケート
ホットヨガで生理が早まる、生理が遅れる、止まるに関するアンケートを調査中です。
信憑性のある数が集まり次第、公開予定。
生理中はホットヨガ後のシャワーについて
ホットヨガでたくさん汗をかいた後は、シャワーでさっぱりと洗い流したいものですよね。
スタジオのシャワーが個室なら、周りを気にせずに使用できますが、環境によっては荷物を置くロッカーや着替えるための共用スペースで人の目が気になってしまうこともあります。
そのような場合は、スタジオでは市販されている汗拭き用のボディシートで汗を拭っておき、自宅に戻ってからゆっくりシャワーを浴びるのがオススメです。
生理中のホットヨガを行う服装
生理中のホットヨガは、ハードに行うプログラムじゃなかったとしても、やはり体を動かすものなので、ナプキンのずれによって漏れがないか気になってしまいます。
経血量が特に多い場合、ナプキンとタンポンの併用が安心です。
ナプキンだけの場合、しっかりフィットするボトムスでズレを防止しましょう
締め付けの強いものはよくありませんが、体型にフィットしたレギンスがおすすめです。
生理中のホットヨガで量が多く出血が気になるときのナプキンは何がいい?
経血量が多いときのホットヨガでは、多い日や夜用のナプキンで、羽根つきのものが動いてもズレにくく安心です。
ロングタイプのものは吸収量が多く安心ですが、シルエットが気になったり、モコモコして違和感があるという人は、タンポンと昼用の羽根つきタイプのナプキンの併用もいいでしょう。
ポイント
最近では月経カップや経血を吸収するショーツなど、新しいタイプの生理用品もどんどん登場してきていますので、ヨガに使えそうなものを普段から試しておくのもいいですね。
生理中のホットヨガは休みながらでOK
生理中は、それほど自分で体調の異常を感じていなくても、いつもと全く同じというわけにはいかないもの。
ちょっとしたことで思いがけず体調が悪化してしまうこともあります。
大丈夫!と思ってホットヨガをやってみたものの、プログラムの最中に具合が悪くなってしまうこともあるかもしれません。
そもそもヨガは、自分のペースでリラックスして行うことで効果を得やすくなるものです。
もし具合が悪くなってしまったら、無理せず中断して体を休めましょう。
自分の体調と相談しながら無理せず行うのが生理中のホットヨガをするうえで最も重要なことです。
ホットヨガは生理不順にも効果あり
月経周期が乱れる生理不順は、ダイエットやストレスが原因でホルモンバランスが乱れることで起こるといわれています。
ホットヨガで得られるリラックス効果や自律神経を整える効果はストレスの解消につながります。
体を動かし、たくさんの汗をかいて「気持ちいい!」と感じることもストレス解消には効果的です。
ホットヨガをすることで意識が変わり、普段の食生活まで改善されたという人も多く、無理なダイエットの必要もなくなります。
実際、ホットヨガスタジオで得られた効果について「生理不順がなくなった」という声も多くあるようです。
生理中のホットヨガに関するまとめ
毎月のことだけに悩ましい生理とホットヨガの関係。
一番生理が重い期間を除けば、生理中でもリラックス系のホットヨガは問題なくできそうです。
普段からホットヨガで心身ともヘルシーな状態をキープしておくことで、憂鬱な生理期間を快適に過ごすだけでなく、PMS・生理不順など生理が原因で起こる様々な不調をも予防できます。