ヨガをやっても痩せない理由とは?
ホットヨガをダイエット目的で始める人も多いのではないでしょうか。
痩せるために頑張っていたのに、なぜか太ってしまったという声も……。
ダイエットにも効果があるといわれるホットヨガなのに、どうして太ってしまうのか、その理由について考えてみました。
この記事でわかるコト
- ホットヨガをしているのに太ってしまう人の特徴
- ホットヨガで筋肉量が増えると太る?
- ホットヨガで太らないようにするための方法
- ホットヨガでよくある勘違い例
ホットヨガで太る人の原因や行動
ホットヨガで痩せたという人がいる一方で、太ったという人はなぜそうなってしまったのでしょう?
太ってしまう人には太ってしまう原因がきっとあるはずです。
食生活に問題あり
ホットヨガで太った!という人は、ホットヨガに限らず、スポーツや体を動かすアクティビティ全般にありがちな、「ご飯がおいしい」状態に陥ってしまっているかもしれません。
運動してカロリーを消費したことで食欲が増進し、いつもよりたくさん食べてしまっていませんか?
お腹がすくのは健康的なことかもしれませんが、痩せるのが目的なら摂取カロリーについて考えなくてはいけません。
また、ホットヨガの直後はカロリーを吸収しやすい状態になるといわれていますので、スタジオを出てすぐの食事はNG。
2時間後までは水分補給だけにしておいたほうが、ダイエット効果を期待できます。
睡眠不足
睡眠不足は美容や健康の敵。ホットヨガのダイエット効果を最大限にいかしたいなら、質の良い睡眠が大切です。
忙しい現代人、誰でも1日は24時間しかありません。
何かをしようとして睡眠時間を削ってしまいがちですが、睡眠不足は起きている時間のパフォーマンスを下げてしまいます。
ヨガに通う回数がすくない
ホットヨガは即効性があるわけではありませんので、運動前と運動後で劇的な体重変化は起こりません。
継続して続けることで、無理なく痩せやすい体になっていきます。
体質にもよりますが、ダイエット効果を実感できるまでには、週2~3回程度を3か月くらい続ける必要があります。
やりすぎはよくありませんが、少なすぎても効果は期待できなくなってしまいます。
ホットヨガで太るのは消費エネルギー以上に食べているから
ダイエットの基本は、消費カロリーを摂取カロリーよりも増やすこと。
ホットヨガでせっかくカロリーを消費しても、消費した分以上のカロリーを摂取していると太ってしまいます。
ホットヨガで太る人は食事の取り方に原因が多い
ホットヨガで体を動かすと、食欲が増進されるという人も多いのではないでしょうか。
運動してお腹がすく、というのは本来健康的なことですが、ダイエットが目的となると話は別です。
ホットヨガで消費されるカロリーには限りがあるのに、食欲のままに好きなだけ食べていたら太ってしまいます。
ホットヨガをしても消費カロリーより摂取カロリーが増えれば太る
ホットヨガで消費されるカロリーは、1時間あたり300~350Kcalといわれています。
対して、ごはんは茶碗一杯で約230Kcal、食パン6枚切り1枚が約180Kcalあります。
意外と食べ物のカロリーって高いんですよね。
食べる時間にも注意する
ホットヨガをした後の2時間ほどは、消化吸収をしやすい状態になっているといわれています。
ホットヨガ直後の食事は避け、脂質や糖質は控えめに、高たんぱくで低カロリーのメニューを摂るように心がけましょう。
ホットヨガで太った人の口コミ
ホットヨガで筋肉量が増えて太るは嘘
ダイエット効果を確認するのに手っ取り早いのは体重計に乗ることでしょう。
数字が減っていることを期待していたのに、増えてる=太った!というのは間違いかもしれませんよ。
筋肉は脂肪より重いので、筋肉量が増えれば体重は増える
ホットヨガは続けることで体が引き締まっていきます。
これは筋肉量が増えるということです。
筋肉は脂肪よりも重いので、体重の数字だけでみるとむしろ重くなってしまうこともありえます。
ホットヨガのダイエット効果については、体重計の数字に一喜一憂せず、長い目で太りにくい体質を手に入れるダイエットだと考えてみてはいかがでしょうか。
筋肉が増えると消費カロリーは上がる
ホットヨガでインナーマッスルが鍛えられると、基礎代謝が上がります。
普通に生活しているだけで消費するカロリーが増えるので、太りにくくなります。
筋肉増加による体重増加は太っているわけではない
筋肉量を増やし、代謝を上げ、日々の消費カロリーを増やして太りにくい体にしていくのがホットヨガのダイエット効果です。
筋肉の増加によって体重が増えることは太ったというわけではありません。
数字に振り回されず、健康的に引き締まった体を手に入れたいですね。
ホットヨガで太った人への太らない(痩せるための)アドバイス
ホットヨガで太ってしまった人が痩せるためにはどうしたらよいのでしょうか?いくつかの方法をご紹介します。
PFCバランスの良い食生活を心掛ける
極端な食事制限は一時的に体重を減らしますが、リバウンドしてしまうことが多いですよね。
ダイエットの基本は、三大栄養素であるP(タンパク質)F(脂肪)C(炭水化物)のバランスを考えた健康的な食事にあります。
PFCバランスを整えることはダイエットのみならず健康上とても大切なこと。
ヨガのダイエットポーズで代謝を上げる
ヨガにもいろいろなメニューがあります。
中にはダイエットに向いている、代謝を上げるためのポーズもあります。
ホットヨガのスタジオに行かない日も、日常の中にうまく取り入れて習慣化することで、よりダイエット効果が期待できます。
筋肉量を増やす
筋肉量が増えると体重は増えることがありますが、代謝が上がり、痩せやすい体質になります。
ホットヨガに加え、お家でできる筋トレを取り入れることでよりダイエット効果が高まります。
器具を使わずとも、最初は自重トレーニングでもじゅうぶん。無理のない範囲でやってみましょう。
睡眠の質を上げる
睡眠不足は代謝を下げ、太りやすい体質になるといいます。
消化器系の臓器は寝ている間しか休めないともいわれていますね。
質の良い睡眠はダイエット効果だけでなく、美容や健康にも欠かせないものです。
ホットヨガで太る?よくある勘違い例
痩せたいからホットヨガを始めたのに、太るなら逆効果じゃない?とホットヨガによるダイエットを諦めてしまうのはちょっと待ってください。
もしかしたらちょっとした勘違いかもしれませんよ。
ホットヨガの回数を増やしたら太った
ホットヨガスタジオは通い放題プランでお得に使えることも多いですが、通い放題だからと無理して頑張ってしまうケースがあります。
運動による食欲増進に加え、発汗で失われたミネラルや、消費した体力を補うために、体が求めるままに食べてしまった結果、体重が増加した、ということはありませんか?
ホットヨガははじめは週2~3回、多くても週3~4回程度が効果的とされています。
足りないのはダメですが、やりすぎも逆効果。
適度な回数行うのが一番効果的です。
ホットヨガは汗をかいているだけで痩せない
ホットヨガでは大量の汗をかきます。
デトックス効果として、体の老廃物が排出されますが、これだけで痩せるというわけではありません。
ホットヨガは継続して続けることで代謝を上げ、筋肉を引き締め、ダイエット効果につながります。
一時的にたくさん汗をかいたからといって、それがすぐにダイエットにつながるとは限らないことを認識しておきましょう。
ヨガをしてれば何を食べても大丈夫
ダイエットするには、消費カロリーが摂取カロリーを上回る必要があります。
ホットヨガをすることで消費カロリーが増えるわけですから、いつもと同じ摂取カロリーなら痩せていくはずです。
でも、運動した後はお腹が空きますよね。
今日は頑張ったからごほうび!というのを毎回続けていたら、摂取カロリーも増えてしまい、結果ダイエットにはつながらなくなってしまいます。
砂糖や炭水化物より実は脂肪を減らすことが大事
比較的早く結果が数字に出るダイエット方法として定着した糖質制限。
でも実は脂肪から摂取したカロリーが一番消費しにくいといわれています。
カロリーをたくさん消費してダイエットしたいなら、糖質よりも脂質のバランスを考慮した食生活にシフトすることをおすすめします。
ホットヨガで太る まとめ
最近の考え方では、ダイエットと同じ意味合いで「ボディメイク」という言葉が一般的になっています。
ただ細い体よりも、鍛えられた美しい体が人気ですね。
厳しい食事制限や激しい運動で辛いダイエットに成功しても、その辛いダイエット生活が日常的な習慣にならなければリバウンドしてしまいます。
日常生活の中にホットヨガや健康的な食習慣を取り入れて、長期的にみて「普通」の生活をしていても健康的で太りにくい体を手に入れることこそがダイエット成功の秘訣です。